Eleven Madison ParkとThe River Cafe

ニューヨークのミシュランレストランに行こうシリーズ。今回は最高峰三つ星のEleven Madison Parkと一つ星のThe River Cafeに行ってきた。

<Eleven Madison Park>

フレンチアメリカンレストラン。6月、7月の予約も予約開始数分で完売してしまったため、予約無しでも運が良ければ座れるバーエリアに17時半に向かったところ、なんとか座れた。ワイン2杯とコースで240ドルぐらい。この三つ星レストランはコロナ後の再オープンにあたり、完全ヴィーガンになった。肉や魚好きの私は満足できるか不安だったが、無用の心配だった。芸術的な野菜料理は美しく、お腹を膨らませた。そして食べ終わった後も野菜しか食べていないから罪悪感を感じない。至福の一時だった。デザートにはお餅が入っていたり独創的な新食感で特に印象に残っている。味噌とバターと一緒に頂くパンもすごく美味しいから量が欲しい人も満足できるはず。そしてバーテンダーのCatがフレンドリーかつ適切で素晴らしかった。こっちの人がバーテンダーやお店の人とも個人的な関係を築くのは素敵だと思う。少しだけ真似してみたが、板に着くぐらいになりたい。

<The River Cafe>

アメリカンレストラン。予約は割と簡単に取れた。カクテル一杯とコース料理、チップで合計250ドル。A View of Manhattanという粋な名前のカクテルをマンハッタンを眺めながら飲んだ。このレストランの最大の特徴はロケーションとサービスだと思う。本当にリバーサイドにあり、夕焼けと共にイーストリバーとマンハッタンを一望できた。生演奏も良かったし、とにかくサービスに人をかけている印象。ドアマンみたいな人がいたり、ドリンク係と食事係が別だったり。来ている人たちもおしゃれをしていて、男性は本当に100%ジャケット着用。ほとんどの人が何かのお祝いにきているようだった。老舗だけあって調度品は少し古い感じだが、それもまた雰囲気に合っている。お料理も前菜三皿、メイン、デザートとボリュームは十分だし、美味しかったが、メインのお肉の感動は劣るかなという印象。