長岡花火大会

花火はテレビで見てもすぐに飽きてしまう。どれだけ混んでいても外で音を聞きながら目の前に広がる大きな花火を見ることに価値があると思う。三大花火大会のひとつ、長岡の花火では、信濃川を横に使いながら同時に上がる壮大な花火を目の前で見ることができる。三千円ちょっとの席はいい買い物だと思う。有料だから場所取りすることもない。次に行くなら椅子席ではなくベンチ席を取るかもしれない。2023年は2日間で30万人、例年100万人だというから、少ない方だったのか。復興への願いや、慰霊の念、長岡再興に尽力した先人への感謝の気持ちが込められた花火大会、打ち上げ数は2日間合計で約20,000発。

問題は長岡駅の周辺にレストランやカフェが限られ、花火までの時間を潰す場所がないことだ。駅ビルはあるが激混み。後は出店の唐揚げや焼きそばしかない。ビジネスホテルもこの日だけは4〜5倍の値段だし、そもそも予約を取れない。フィナーレを諦めて新幹線で東京に帰ることにした。時間を気にせず、ゆっくり観賞できたら、満足度は倍増するだろうに。