メトロポリタン美術館①

物凄く広く、見所が多いメトロポリタン美術館(MET)に行ってきた。1日で回ると死にそうに疲れるから、今日は1階とルーフトップと決めて行ってきた。けれどそれだけでも最後はもう歩けないと思うぐらい疲れた。

エジプト美術、武器・甲冑、アフリカ 、オセアニア南北アメリカ美術、中世美術。

武器や甲冑は見所があった。とにかく美しい。必ずしも戦闘で使ったものじゃないんだろうけど、宝石や美しいものには魔除のような意味があったんじゃないかなと思う。現代人も宝石にお守りのような意味を求める人がいるのと同じで。それにしても今でも銃規制とか問題になるけど、身分制度があったり、法規制がもっと不十分で、武器を持ち歩いている人にいつ斬られたり、発砲されたりするか分からないような時代じゃなくて良かったと思う。

私のお気に入りはピカソのStill Life (静物)with a Bottle of Rumとレンブラントフェルメール等のオランダ絵画。北方ルネサンスと呼ばれるレンブラントフェルメールが、スポットの当たらないそこに暮らした人達を描いた絵画。これらは当時を知る貴重な史料なんだと思う。

ちなみに出口はどっちですかと聞いた職員の男性がすごく親切だった。自分もそっちに行くからって出口まで案内してくれて、日本にも来たことがあるって言ってた。コロナパンデミック以後、人をフレンドリーだと感じることが少なくなっていたから、居合わせた人と話ができたりすると暖かい気持ちになる。

アメリカンウィングと2階とブロイヤーはまた次の機会。