物凄く広く、見所が多いメトロポリタン美術館(MET)に行ってきたの第二弾。1日で回ると死にそうに疲れるから、今日は2階(ヨーロッパ美術、日本美術、古代中近東美術)とアメリカンウィング。
2階は主にヨーロッパ絵画。18世紀の宮廷画家ゴヤ、19世紀以降のマネ、ドガ、モネ、ピサロといった印象派、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン等のポスト印象派、分離派のクリムト、キュビズムはじめ複数のスタイルを有するピカソ等、巨匠の作品をたくさん見れる2階は本当に見どころが多い。昨今西洋美術史に興味を持ったこともあり、ほんの少し絵の背景が分かるようになった。
またAlice Neel(1900~1984、アメリカ)の特別展をやっていた。アメリカの画家と聞いて、ピンと来るのはNorman Rockwell(1894~1978)ぐらいだが、タングルウッド音楽祭を断念した私は、ノーマンロックウェル美術館にも行けておらず、あまり絵は見れていない。アリスの絵はアメリカの日常を描いており、メッセージのあるインパクトの強いものだった。
アメリカンウィングは大量の展示物があるが、展示の仕方も簡易的であまり印象に残っていないが、ティファニーのジュエリーや時計には興味を持った。
METには過去にも行っているが、この巨大な美術館をもう十分見たと言えるようになるには一体どれだけの時間がかかるのだろうと思う。