プエルトリコ(Puerto Rico):観光編

プエルトリコに行ってきた。ニューヨークから飛行機で約4時間。ニューヨークはかなりコロナ前の生活に戻っているが、アメリカ国外に出ると戻れなくなるリスクがあるから(行先でコロナが流行り出国不可等)、国内旅行となるプエルトリコアメリ自治領)を選んだ。

この選択は大正解だった。Rich Portの名を持つこの島のことが本当に好きになった。ハワイ、バリ、マイアミ等、ビーチリゾートには色々行ったことがある。だけどここが一番くつろげた気がする。ここは商業化され過ぎていなくて放っておいてくれる。だけど冷たくはなくて、話しかけるとたくさん話してくれるし、歩いていればほとんどの車が道を譲ってくれる。公用語スペイン語だけど、アメリカの一部ということもあり、商業地域は英語で困らない。ただUberの運転手さんは英語が片言のことが多かった。それでも質問すると一生懸命答えてくれた。

①Condado Beach:San Juan中心部に近いビーチ。都市部にあるが、カリブ海特有のエメラルドグリーンの透き通った海は健在。パラソルやビーチチェアも有料で借りられるし、食べ物飲み物も欲しくなったらすぐに買える。

②Bioluminescent Bay Boat Tour in La Parguera:プエルトリコ北東のSan Juanを出発し南西のPargueraでBioluminescentを見るツアーに参加。195ドルと少し高めだが、ホテルまでの送迎込みで楽だし、南西部も見れたし、Bio Bayには感動したし、満足なツアーだった。発光する渦鞭毛虫は発光生渦鞭毛藻を食べて光る。渦鞭毛藻は昼間は光合成をすることで夜は光る(光合成に使うクロロフィル代謝すると、ルシフェリンという基質に変わって光る)。波の刺激等動きが察知すると撹乱させる目的で光を吹きつけるらしい。だから人が泳ぐと付近が光る。何色に光るかは明るさ等に影響されるみたいだが、泳ぐたびにキラキラと白く光っていた。ガイドさん曰く夏は太陽の光を浴びてよく光るらしく、いい時期に来たようだった。まだ経験したことがないことがあったと感動した。日没後にしか見れないツアーだから、午後出発で夕方から海に入る。日焼けの心配をせずに海の中をドリフトできた。ちなみにクラゲも見れたが、年に数回しか見れないらしく、すごくラッキーだと言われた。障害物の無い中の星空も見所だ。プエルトリコにはBio Bayが三箇所ある。現地で超直前に予約したため選択肢は限られていたが、無事見れてよかった。

③Sun Bay Beach in Vieques Island:最も美しいビーチは離島にあるということで、Viequesに行ってきた。ビーチには何もないから、持参したシートの上で寝転がったり、エメラルドの海でひたすら泳ぐ。相応に波があるから浮かんでいるだけで気持ちよかった。San JuanからCeibaのフェリーターミナルまでUberで行き、フェリーに乗って、島に着いたら相乗りタクシーでSun Bay Beachに向かう。帰りはCeibaにUberがなく焦ったが、フェリーターミナルにタクシードライバーの番号が貼ってある。利用したJoel TransportationのJoelさんは感じの良い人だった。 長旅だったけど、計画通り進んで良かった。

④Old San Juan:スペイン統治時代の街並みを残し、カラフルな建物が並ぶ。Castillo San Felipe del Morro、Castillo San Cristobalは防衛のために16世紀以降に建設された城壁と要塞だ。まずあまりの広大さに驚く。圧巻だ。スペインが植民地化後、とにかく守りたかった美しい島であることが分かる。

以上、旅のハイライト。Culebra島はフェリーのチケットが取れず、El Yunque National Forestには時間の関係で残念ながら行けなかった。きっとまた行くからいい。歴史を感じながら青い空と碧い海を堪能できる場所。